ピックアップ症例写真
施術名
下顎(エラ)の張り出し改善
Before (通常の状態) |
After (注射後4カ月、通常の状態) |
※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。
※ リスク・副作用・合併症は下記を参照してください。
料金(税込)
エラボトックス注射 | ¥55,000~¥110,000 |
ボトックスによる小顔形成について
エラの張りを改善するには
小顔治療を希望される方の多くは、右のイラストのように下顎角部(エラ)が張り出していることが多く、「なんとか改善できないか」と相談にいらっしゃいます。
解剖学的にエラが張り出しているのを改善するには、
- ① 張り出している骨を削る
- ② エラの上にのっている咬筋(ものを噛む筋肉)を痩せさせ、細くみせる
などの方法があります。
筋肉は使わないと痩せていきます。そこで②では、ボトックスという筋肉の動きを抑制する成分を注入して噛む筋肉の動きを弱らせるのです。①は手術になるため、どうしてもダウンタイムが長くなります。一方、②のボトックス注射はダウンタイムが短く、気軽にできるという点がメリットです。
適応
ものを噛む筋肉(咬筋)が発達しているために、エラ(下顎角部)が“張っている”ように見える場合、適応となります。
方法
奥歯の上下を「グッ」と噛んでいただいた状態で咬筋を確認し、数カ所に注射していきます。施術は約1分程度で終わり、注射後の腫れや赤みはほとんどありません。
効果
2~7日目でボトックスの効果が感じられます。初めは少し違和感を覚えることもありますが、その感覚は次第に消失していきます。1回の処置で効果は約6~8カ月持続します。
※効果の持続期間は個人差がありますので、ご了承ください。また、「ものが噛めなくなる」など、日常生活に影響はありませんのでご安心ください。
ボトックスは「シワ」の予防治療でも使用されます
おでこの横ジワ、眉間の縦ジワ、目尻のシワなど、「表情ジワが残って消えない!」となる前に、また加齢によるシワの予防にもボトックス注射はおすすめです。
眉毛を挙げた時にでる、おでこの横ジワ
禁忌
基本的に人体に影響はありませんが、次の条件に当てはまる方にはおすすめできません。
- (1) 過去にボトックス治療を施した際に、アレルギー症状が出た方。
- (2) 妊娠中、または授乳時期(出産後半年)は避けた方がよいでしょう。
- (3) ボツリヌス菌食中毒を経験したことのある方。
- (4) 神経系の疾患を持っている方。
- (5) 精神安定剤などボトックスの効果に対し、何らかの影響を及ぼす薬を服用中の方。
リスク・副作用・合併症
内出血、腫脹、左右差、違和感、効きが悪い、効きがよすぎる、噛みにくくなる、皮膚がたるむ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
※ボトックスは、以前から顔面けいれんの治療薬としても使われているので、安全性に問題はないと言われています。ただし注射という手技になることから医師の技量によって、上記の副作用などが生じる可能性はあります。ボトックスは解剖学的知識と熟練した手技が必要な施術なのです。
※当院のボトックス治療は自由診療(公的医療保険適用外)となります。
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症例解説
28歳女性。主訴は下顎(エラ)の張り出し。しかし「エラ削りのような大がかりな施術は控えたい」ということでした。術前の写真で下顎の張り出しが目立ちます。歯を食いしばった状態で右の張り出しが強くでていました。そこでボトックスを両咬筋に注射しました。