クリニックに関する質問
予約せずに行っても、施術を受けられますか?
完全予約制となっております
- 当院は完全予約制となっております。事前に、お電話にてご予約をお取りください。
- 初診の方の当日手術のご予約は、基本的に受け付けておりません。初診はカウンセリングのみで、カウンセリング後に手術のご予約をとっていただくというのが基本の流れです。
- 遠方からお越しになられる場合も同様で、基本的に当日の手術はお断りさせていただいております。当日手術をご希望される場合は、事前にお電話にてご相談ください。
*ご予約日についてのお願い*
ご予約は1カ月先を目安にお取りください
現在コロナウイルス感染症対策として、院内の密を避けるため、ゆとりをもってご予約を受けております。1カ月先を目安に余裕をもって、ご予約をお取りください。
土日や祝日も診療していますか?
土・日・祝も10時~19時で診療しております
- 定休日は毎週火曜日で、土曜・日曜・祝日も診療しております。
- ただし医師の出張などで臨時休診もございますので、詳しくはお電話でお問合せください。
昼の休診はありますか? 最終受付時間は?
昼の休診はなし、18:00~18:30が最終受付です
- 当院は昼の休診はなく、お電話でのお問合せも受けつけております。
- 最終受付は18:00~18:30ですが、施術内容により前後いたします。詳しくはお電話でお問合せください。
カウンセリングは誰が行うのですか?
医師がカウンセリングを行います
- 医師が責任を持ってカウンセリングを行います。
- 患者様のご希望がある場合に、女性看護師がカウンセリングに同席することは可能ですので、お気軽にご相談ください。
施術を受けるかどうか、迷っています
カウンセリングだけでもOKです
- ご相談やカウンセリングだけでも大丈夫ですので、気になることはお気軽にご相談ください。
- 当院はインフォームドコンセント、セカンドオピニオンを推進しております。施術を無理に勧めることはございませんので、ご安心ください。
当日都合が悪くなったら、キャンセルできますか?
必ずお電話をください
- ご予約時間を過ぎて来院された場合、その日のカウンセリングや治療時間が短くなる場合がございます。また予定していた治療ができなくなることもありますので、あらかじめ了承ください。
- やむを得ない理由で予約時間に遅れる場合は、お電話にて事前にご連絡頂きますようお願いいたします。
- 当日キャンセルや無断キャンセルは他の患者様のご迷惑となりますので、ご遠慮ください。当日キャンセルや無断キャンセルをされた方は、今後のご予約をお断りさせていただく場合がございます。ご理解、ご協力のほどお願いいたします。
院長先生に施術をお願いしたいのですが…
基本的に施術は院長が行います
- 当院では、基本的に施術はほぼ院長が行います。
- 一部の施術は看護師が行う場合がございますので、事前にご確認ください。
初診料・再診料はかかりますか?
初診料・再診料は無料ですが、他院で、相談部位の手術などを受けている場合、ご相談料として5,500円(税込)を頂いております。
- 初診・再診(カウンセリング)は無料です。
- 他院で、相談部位の手術などを受けている場合、ご相談料として5,500円(税込)を頂いております。
- シミやシワのレーザー治療などの場合は、他院で施術を受けていてもご相談料は発生いたしません。初診料の有無につきましてご不明な点は、スタッフまでお気軽にご質問ください。
どんな支払い方法が使えますか?
現金、カード、医療ローンが使えます
- お支払いは、現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローンからお選びいただけます。ただし、医療ローン以外は一括払いとなります。(→詳しくは施術料金ページをご確認ください)
施術に関する質問
ピアス処置
ピアスの場合でも、カウンセリングは必要ですか?
カウンセリングは必要ありません。
ピアスの場合、事前カウンセリングはありません。予約当日に処置を受けることが出来ます。当日は、はじめにピアスを開ける位置の確認や処置の説明をさせていただきます。説明にご納得、同意いただいたのち、処置を行います。
麻酔はしてくれますか?
局所麻酔が可能です。
高校生ですが、保護者の都合がつかず同伴できません。
保護者の同意書をお持ちください。
高校生の方で保護者同伴でない場合は、保護者の同意書が必要になります。このページの注意事項より『同意書』を印刷し、ご記入の上お持ちください。
中学生以下でもできますか?
できない場合がありますので、まずはご相談ください。
中学生は、へそピアスなど部位によってできない場合がありますのでご相談ください。ご来院頂く際は、必ず保護者同伴をお願いしております。小学生以下のピアス処置はお断りしております。
ピアスは同時に何カ所も同じ日に開けられますか?
可能です。
開けるほどリスクは上がりますが、可能です。トラブルもなく、耳の形や持ち込みピアス、リスクをご納得いただいたうえで同日の施術が可能です。
ピアスを開けてほしい位置に印をつけていってもいいですか?
大丈夫です。
ファーストピアスをその場で見て選んでいいですか?
見本がありますので、その場で見てお選びいただけます。
ピアスの持ち込みはOKですか?
滅菌されている未使用品に限り、お持ち込みは可能です。
お持ち込みは可能です。ただし、滅菌されている未使用品に限ります。アクセサリーピアス(セカンドピアス)はファーストピアスとして使用できません。素材はサージカルステンレス、純チタン、樹脂のいずれかでお願いします。
ピアスをあけた当日はお風呂に入れますか? 洗髪しても大丈夫ですか?
長時間の入浴を避ければOK。洗髪も可能です。
長時間の入浴は避け、軽くシャワーを浴びる程度にしてください。洗髪はOKです。耳の裏など、シャンプーのすすぎ残しがないように洗い流してください。
インダストリアルはニードル1箇所分の料金で開けられますか?
ニードル1箇所分の料金になります。
インダストリアルは2箇所に穴が開きますが、1箇所分の価格(処置代¥7,370)になります。
耳たぶ以外の部位へのピアス処置は行っていますか?
行っております。
耳の他の部位では、 ヘリックス(耳輪)やトラガス(耳珠)、バーティカルトラガス、その他、ボディではおへそのピアス処置を行っております。
舌、乳頭、性器などの特殊部位へのピアス処置は行っておりませんのでご了承ください。
バーティカルトラガスはそちらで販売していますか?
当院では取り扱いがありません。持ち込みのみになります。
一度穴あけに使用したピアスをもう一度ピアッサー処置に使用できますか?
出来ません。
一度使用したピアッサーを使うことは出来ません。ニードル処置なら使用可能です。
耳たぶのピアスの場合にも抗生剤は必要ですか?
耳たぶの場合は希望者のみ処方しております。
最終受付は何時ですか?
最終受付は18:00~18:30ですが、施術内容により前後しますので、お電話でお問合せください。
シミ・美肌治療(光治療/レーザー治療)
◆フォトフェイシャルM22
シミは1回でとれますか?
1回でとれる場合もあります
シミの「濃度」と「深さ」によって、シミの取れやすさは異なります。レーザーは色に反応するため、濃いシミによく反応します。しかしシミの深さは見た目では判断できません。光の性質上、深い所になればなるほど光は弱くなり、シミの深部に到達しにくくなります。そのため浅いシミであれば1回で取れますが、深いシミは1回では取れない場合があります。
「1回でシミを取りたい」という方には、Qスイッチルビーレーザーという選択肢もあります。ただし施術後、約2週間近く絆創膏を貼る必要があります。
夏でも治療していいの?
日焼け止めをしっかりと行いましょう
「夏は日焼けするし、治療を避けた方がいいのでは?」という方がいらっしゃいます。シミの原因となる紫外線は一年を通して降り注いでいますので、治療時期はあまり関係ありません。ただし5月から8月にかけては最も紫外線が強い時期と言われています。春から夏にかけて治療を受ける場合は、特にしっかりと日焼け予防を行ってください。
1回のフォトフェイシャルm22でどの程度シミが取れるの?
シミの色が濃く、浅い位置にあるほど取れやすいでしょう
レーザー治療(これまでシミ治療ではQスイッチレーザーを用いられるのが一般的でした)と異なり、フォトフェイシャルm22は皮膚のターンオーバーを利用するため、浅い部分にあるシミから取れ、深いシミは残って、時間が経つとまた出てきます。シミが浅い位置にとどまり、かつ色が濃いものであれば、フォトフェイシャルm22でも1回でシミは取れます。 またフォトフェイシャルm22の光は、シミの色が濃ければ濃いほど反応しやすくなります。シミの色は見た目で判断できます。しかし深さは専門家が見ても判別が困難なため、治療を行う場合、まず色の判断が重要となります。
何回やればいいの? セットを組んだほうがいいの?
自分で回数やペースを決められます
患者様ご本人の満足度によって治療内容や回数は異なります。1回の治療でその効果に満足される方もいれば、美肌維持を目的に定期的に治療を続けられる方もいらっしゃいます。従って最初から回数を決めたり、無理に“○回セット”を購入する必要はありません。効果を体感してから、よく検討して自分に合った治療回数やペースを選択してください。
フォトフェイシャルをした直後、お肌はどのようになりますか?
直後は赤みが生じ、薄いカサブタができます
治療直後から光を照射したシミの部分に赤みが生じ、その後数十分で黒く変色していきます。これは“マイクロクラスト”と呼ばれる薄いカサブタで、4日目ぐらいからポロポロと落ち始めます。このページの「シミがとれるまで」を参考にしてください。
フォトフェイシャルm22とレーザーの違いは?
美肌効果のあるフォト、シミに特化したレーザー
フォトフェイシャルm22は“ソフトな治療”なので、絆創膏を貼る必要がなく、当日からお化粧することが可能です。フォトフェイシャルm22は光を照射すると同時に熱が発生し、その熱刺激によって血液の循環が良くなるため、皮膚の代謝が上がります。熱刺激でコラーゲンの産生が行われ肌質が改善していくため、しみやくすみはもちろん、美肌効果もあります。 一方、レーザー治療は“強い治療”ですので、治療後は絆創膏を貼る必要があります。しかしシミ治療に特化しているため、シミの深さを問わず1~2回で取ることができます。
シミを取ってもまた出てくることはあるの?
再発する場合もあります
シミのある位置によります。フォトフェイシャルm22は皮膚のターンオーバーを利用するため、浅い部分にあるシミから取れ、シミが深いところまで存在している場合は、数カ月~数年で再発するケースもあります。
フォトフェイシャルm22やレーザー治療をした当日、洗顔やお化粧はできますか?
フォトフェイシャルは当日からOK、レーザーはテープの上からであれば可能です
フォトフェイシャルは当日から洗顔、お化粧ともに、普段通りに行って大丈夫です。レーザー治療後はテープの上からであれば、可能です。レーザー治療の場合、照射部分に直接お化粧や洗顔を行うのは、カサブタが外れた頃がベストなタイミングです。
皮膚科で肝斑と言われたけど、レーザーで取れる?
原則は禁忌。内服・外用薬、フォトフェイシャルが効果的です
レーザーは肝斑に当てると悪化する恐れがあり、原則は禁忌と言われています。
最近では「レーザー・トーニングという方法によって肝斑が治療できる」という報告もありますが、まだ確立したものではありません。肝斑に対しては、やはりトランサミンなどの内服治療とハイドロキノンなどの外用薬の併用が一番効果的です。
またソフトな治療法であるフォトフェイシャルm22も効果的です。
術後はどんなふうに経過していきますか?
カサブタが自然に取れるのを待ちましょう
フォトフェイシャルm22の治療後は患部が黒くなることが多く、その黒いカサブタが取れるのは4~7日後ぐらい。この間は患部をこすったりせず、カサブタが自然に取れるのを待ちましょう。この期間、多くの患者様はお化粧をして患部を隠します。
レーザー治療後は10日間~2週間でカサブタが取れ、ピンク色の肌になって、シミは取れます。治療を受けた方の30%は炎症後の色素沈着を起こす可能性がありますが、色素沈着が生じても3~6カ月で改善します。
不安に感じることがありましたら、いつでも、どんな些細なことでもご相談ください。
フォトフェイシャルm22の全顔はシミの個数関係なくやってもらえますか?
個数は関係ありません
全顔の場合、文字通り顔全体に光を照射しますので、シミがいくつあってもかまいません。個数は関係ないので、安心して治療をお受けください。
1回の治療でかなりシミが薄くなったので、早く2回目の治療を受けたい。
1回目と2回目の治療の間隔はどれぐらい空ければいいですか?
1回目と2回目の治療の間隔はどれぐらい空ければいいですか?
1カ月~1カ月半空けてください。
色素沈着がおこった場合は、色素沈着が治まってから2回目の治療をお受けください。
シワ治療(ヒアルロン酸/ボトックス)
ヒアルロン酸注射でたるみも取れますか?
たるみの改善は難しいです。
- 長年エイジングケア治療を行っていると、『シワが取れれば、たるみも一緒に取れる!』と思われている患者様が意外に多いことに驚かされます。「シワ」と「たるみ」は似ているようで全然違うものです。シワは表情筋の動きで長年かかって出来る『皮膚のみぞ』、たるみは加齢とともに皮膚の張りがなくなりできる『皮膚の余り』です。皮膚のみぞを埋めればシワは改善しますが、皮膚の余りまでは改善されません。これがヒアルロン酸を注射してもたるみが改善されない理由です。
★ヒアルロン酸によるシワ治療の詳細はこちら→『ヒアルロン酸注入』
どのくらい持ちますか?
半年~1年持続します。
- いずれのヒアルロン酸も半年~1年効果が持続します。尚、ヒアルロン酸を注入することで、周囲にコラーゲンの増生が起こります。例えば、ヒアルロン酸が半年で吸収されたとしても、コラーゲンに置き換わっているので効果が継続しています。※効果の持続は個人差によりますのでご了承ください。
★ヒアルロン酸によるシワ治療の詳細はこちら→『ヒアルロン酸注入』
たるみ治療(フェイスリフト)
リフトアップ手術の傷跡は目立ちますか?
目立たなくなります。
- 耳の前の“シワ”や“みぞ”に沿ってカーブを描くように切開・縫合するため、傷跡は耳の前のシワのように目立たなくなります。1カ月ほどで赤みが落ち着きます。 ※個人差あり
二重まぶた埋没法
挙筋法と瞼板法の違いは?
- 挙筋法は、もともと自然な二重まぶたは上眼瞼挙筋の末端組織(挙筋腱膜)の一部が皮膚にむかって付着しています。上まぶたを引き上げると、上眼瞼挙筋が収縮し、この挙筋腱膜の一部も引っ張られて二重ができるのです。挙筋法は本来の解剖学的な状態と近いといわれています。一方、瞼板法は、糸の固定源はしっかりしているのですが、挙筋法と比べ解剖学的な二重ラインの位置の相違があります。
埋没法は半永久的ですか?
- 埋没法は挙筋法であれ瞼板法であれ、糸をかけて人工的に二重をつくっています。そのため繰り返すまばたきや、目をこすったりすることで緩む可能性があります。しかしクセがつくと安定して何年も効果は持続します。年齢を重ねると、徐々にラインが下がってくることで「糸が緩んだのでは?」と思いますが、上まぶたの皮膚がたるみ重力で下がってくるためです。
埋没法は何度もできますか?
- 複数回のかけ直し等は可能ですが、プチ整形とはいえ針や糸が通るわけですので、何度も行えば組織ダメージがあります。何度行っても糸が緩んだり、外れたりする場合は切開による重瞼術を検討してもよいかもしれません。
左右非対称の二重まぶたも治せますか?
- 左右非対称の二重まぶたの改善も行っております。ご相談ください。
二重まぶた切開法
全切開をした後に埋没法でラインを変更することはできますか?
二重のラインを下げることは難しいです。
診察しての判断となりますが、難しいでしょう。瞼縁から新しいラインで切開し、切開線の下を剥離して行うなど、方法はあります。しかし埋没は切開線に負けますし、確実性に乏しいので、やはり難しいと考えたほうがいいでしょう。
花粉症なのですが、目の手術をしても大丈夫ですか?
無理に行うとダウンタイムが長くなる心配があります。
「目にかゆみがある」「まぶたが腫れる」など、花粉症の症状がある場合、手術時期をずらしてもらう場合があります。無理に行うとダウンタイムが長くなって、精神的にも負担がかかると考えるからです。コンディションが整うまで、待つことも大切だと思います。
その他、目の施術
眼瞼下垂に再発の可能性はありますか?
まれにあります。
- まれに再発の可能性はあります。また上まぶたの皮膚が加齢によりたるんでくるので、挙筋機能は正常でも、そのたるんだ皮膚によってまぶたを上げにくくなり視野が狭くなります。このような場合はたるんだ皮膚を除去するだけで改善されます。
白内障手術の後に眼瞼下垂が生じることはありますか?
- 最近その関連性が注目されています。白内障・緑内障・硝子体など各手術を行ったあとに、眼瞼下垂が生じたと報告されています。中でも手術時の開瞼器による挙筋腱膜の伸展や菲薄化、また一部瞼板からの離断など、開瞼器を用いて大きく開瞼を行うような機械的刺激が原因ではないかと報告されています。
目が腫れぼったくて開けづらいのですが眼瞼下垂でしょうか?
- 目の上が腫れぼったいから”、あるいは“腫れぼったくて目が開きにくいから”ということで、『自分の症状は眼瞼下垂ではないか!?』とメールやX(旧Twitter)に質問される方や、実際に来院されて訴えられる方が多くいらっしゃいます。特に若い方に多く、すでに他院で眼瞼下垂の手術を受けてしまい、トラブルになっているケースもあります。その多くは挙筋腱膜性の眼瞼下垂ではなく、見せかけ、いわゆる偽の眼瞼下垂です。本来であれば目の上の脂肪が原因で、それを取り除けば、もともと挙筋腱膜は正常なわけですから改善します。正常な挙筋腱膜を眼瞼下垂の手術に準じて前転させると、術後に目が開きすぎてドライアイになります。診断が非常に重要です。
経結膜下脱脂法と下眼瞼除皺術・下眼瞼脱脂術との違いは?
- 年齢が比較的若く(20~40代)、下眼瞼にしわがほとんどなく、眼窩脂肪が張り出している状態は、経結膜下脱脂法の最も良い適応です。眼窩脂肪を除去するだけで皮膚の膨らみは改善され、ほとんどしわになりません。また下まぶたの裏側から脱脂を行うので皮膚表面に傷がつかず抜糸の必要もありません。一方で年齢が比較的高く(50代以上)、下眼瞼にしわとたるみを認める場合は、下眼瞼除皺術や下眼瞼脱脂術の適応になります。皮膚の表面を切開するので抜糸が必要です。
鼻の整形
シリコンプロテーゼのL型とI型ではどちらがおすすめですか?
- L型のプロテーゼは、鼻尖の皮膚が薄くなったり、アップノーズ変形(鼻先が上を向く)になる可能性があるなどの理由で次第に使われなくなっています。現在の主流は、鼻筋だけを高くするI型が使われています。鼻尖部(鼻先)を高くする場合は耳介軟骨などが用いられています。
ゴアテックスプロテーゼはどのような場合に用いますか?
- もともと鼻とおでこの境界が上まぶたより上にある場合や、すでにプロテーゼが挿入されているけど、境界が上まぶたより上にある場合は、眉間を高くすることが好ましいわけです。また、プロテーゼを使って鼻筋を高くした結果、鼻とおでこの境界が上(頭側)にずれているケースには眉間のプロテーゼを追加することで、不自然な鼻を修正することができます。
鼻尖縮小と小鼻縮小(鼻翼縮小)はセットで行うのですか?
- 私の基本的な考え方は、鼻尖部から組み立てていくために、鼻尖を引き締めると若干小鼻(鼻翼)が中央部に引き寄せられ、鼻翼縮小を行わなくて良い場合があります。つまり小鼻縮小(鼻翼縮小)から行えば、両小鼻(鼻翼)と鼻尖部のバランスが崩れ(鼻尖部が相対的に太くみえます)、必ず鼻尖縮小を行わなくてはいけなくなります。私は余分な手術を行わないためにも、鼻尖から組み立てていきます。
移植した耳介軟骨は永久にもちますか?
- 移植した軟骨は数十年かけて一部は吸収されます。しかし脂肪移植のように注入した量の40~50%も吸収されるわけではないので、心配ありません。もともと自分の組織ですから、人間の身体はそれを取り込もうとして吸収されます。プロテーゼなどは異物ですので、被膜という膜をはりその中に取り込んでしまう(カプセライズされる)ために吸収されません。人工物を入れたくない方にはおすすめの治療です。
寄贈軟骨は移植しても大丈夫ですか?
- 寄贈軟骨とは人から採取した肋軟骨です。つまり他人から寄贈された軟骨です。放射線照射が施されているので、拒絶反応はおきにくいと言われていますが私は行いません。理由は自分の軟骨を移植するよりも異物として認識され、吸収される可能性が高くなると考えているからです。つまり長期的にどのように変化するのか全くわからないのです。
軟骨を細かく砕いて鼻尖部に移植をすることは、可能ですか?
- 可能ですがおすすめしません。理由は、細かくするほど移植した側の組織に触れる面積が増え、吸収や癒着がすすむと考えているからです。私はそのような理由から行いません。
鼻尖縮小と小鼻縮小(鼻翼縮小)はセットで行うのですか?
- 私の基本的な考え方は、鼻尖部から組み立てていくために、鼻尖を引き締めると若干小鼻(鼻翼)が中央部に引き寄せられ、小鼻縮小(鼻翼縮小術)を行わなくて良い場合があります。つまり小鼻縮小(鼻翼縮小術)から行えば、両鼻翼(小鼻)と鼻尖部のバランスが崩れ(鼻尖部が相対的に太くみえます)、必ず鼻尖縮小を行わなくてはいけなくなります。私は余分な手術を行わないためにも、鼻尖から組み立てていきます。
笑った時に広がる小鼻が嫌です。どうにかなりませんか?
- 本来は笑った時に多少、小鼻(鼻翼)は広がります。むしろ動かない方が不自然です。しかし、このような動きによって変化する小鼻(鼻翼)に対して、小鼻縮小(鼻翼縮小術)で対応している医師・施設がありますが、これは正しいのでしょうか!?特にフラップ法で小鼻縮小(鼻翼縮小術)を行った場合に、各々のフラップが対側の小鼻(鼻翼)基部皮下組織に向かって糸で引き締められ、その後瘢痕性に癒着します。癒着すると笑った時に小鼻(鼻翼)が動かなくなる場合があり、非常に不自然になります。そのため私は、フラップ法は行わず、先に述べた2種類の内側法を使い分けます。そして術後にテープ固定を行い、傷の安静とその後に傷が目立たないようにすることに重点を置きます。不自然な表情はいくら小鼻の形が綺麗でも人に違和感を与えてしまうからです。
切らずにできる糸だけの小鼻縮小(鼻翼縮小)は効果がありますか?
- 両鼻翼に糸をかけて引き寄せれば、鼻翼同士は引き寄せられ、確かに距離は縮まるので一見鼻翼が縮小されたように見えます。しかし鼻と口の間が盛り上がり不自然になります。また糸は、笑うなどで縮小した反対方向に力が加わり戻ります。従って効果はないといえます。
傷跡修正・他院修正・異物除去
凹んだ傷にレーザーやヒアルロン酸注入は有効ですか?
- 凹みの傷に対し、フラクショナルレーザーやヒアルロン酸注入などは、私は懐疑的であり行っておりません。理由はその凹みが瘢痕というかたい組織に置き換わっているためで、レーザーで小さな穴を無数にあけて創傷治癒を促しても、瘢痕が深ければ届きませんし、そもそもそのかたい組織には負けます。またヒアルロン酸注射は、傷の周囲の柔らかい組織だけが盛り上がり、本来盛り上げたい凹みの部分の傷が余計に凹んだように見えます。
他院でリフト(脂肪吸引も)を行ったところ凹んでしまいました。修正はそちらで行っていますか?
凹み部分に成長因子を注入してもらえますか?
凹み部分に成長因子を注入してもらえますか?
- 当院は成長因子注入は行っていません。実際に診せていただきたいので直接ご相談ください。
口もとや目の下に注入したアクアミドは口の中や目の裏側から除去できますか?
- 通常は皮膚表面から注入されているため、その反対側からの除去は不可能です。例えばほうれい線にアクアミドを注入したとします。アクアミドは真皮、一部は皮下脂肪組織内に注入されるため、ほうれい線の位置にある構造物は上から表皮、真皮、脂肪、筋肉、口の中という順番になります。組織は深いところにいけばいくほど重要な血管や神経がありますので、アクアミドが注入された真皮、皮下脂肪組識への口の中からのアプローチは、筋肉や重要な血管、神経を損傷する危険性があります。また視野が狭く除去はより困難になります。
アクアミドの完全除去はできますか?
- 注入してすぐであれば、比較的取り除けますが、数ヶ月、数年たてば完全除去は困難になります。組織内に浸潤(入り込んでいくこと)して肉芽組織に変化してしまうからです。
男性器アクアミド除去手術は行っていますか?
- 相談・診察に来られる方はいます。手術はリスクも伴うので、相談時に問題が生じていなければ、そのまま様子をみられる方が多いです。