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施術名
【挙筋法】完全な一重まぶたを二重まぶたに
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Before
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After (2年7カ月後)
※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。
※ リスク・副作用・合併症は下記を参照してください。
料金(税込)
二重まぶた(埋没法)挙筋法 | 両側 ¥110,000 |
二重まぶた(埋没法)瞼板法 | 両側 ¥110,000 |
※片側だけの場合は上記の価格(税込)の60%です。
※あくまで埋没法ですので、様々な要因(強くこすったり、まばたきが多い場合など)により糸がゆるむなどして、重瞼ラインが明らかに元に戻った場合、検診に定期的に来院していた場合は、¥5,500で留め直しを行います。
※診察した時に、たるみが強く挙筋法による埋没法が適応でない場合は、眼瞼下垂手術もしくは目の上の凹み手術になる場合もありますのでご了承ください。そのような場合は当日の施術はできません。
二重まぶた(埋没法)挙筋法・瞼板法の概要
二重まぶたの構造と仕組み
二重まぶたは、目を開ける際にまぶたを上げる筋肉(上眼瞼挙筋)が収縮することによりできます。上眼瞼挙筋の末端は「挙筋腱膜」といって瞼板に付着するのですが、その前に皮膚に向かって枝をだします。上眼瞼挙筋が収縮するとまぶたが引き上げられると同時に、皮膚に向かう枝も引き上げられるので、皮膚に溝(重瞼線)ができるのです。この枝ですが、皮膚に付着する位置によって二重の幅が異なります。上の方についていれば『幅広』に、下の方についていれば『幅狭(奥二重)』になります。
挙筋法と瞼板法
埋没法には挙筋法と瞼板法があります。挙筋法は挙筋腱膜に、瞼板法は瞼板に糸を通します。
もともと自然な二重まぶたは上眼瞼挙筋の末端組織(挙筋腱膜)の一部が皮膚にむかって付着しています。上まぶたを引き上げると、上眼瞼挙筋が収縮し、この挙筋腱膜の一部も引っ張られて二重ができるのです。挙筋法は本来の解剖学的な状態と近いといわれています。一方、瞼板法は、糸の固定源はしっかりしているのですが、挙筋法と比べ解剖学的な二重ラインの位置の相違があります。
方法
1 手術は局所麻酔で行います。瞼縁から8~10mmの高さの位置に、片側2箇所ずつ(両側4箇所)の約2mm程度の皮膚切開を加えます。
2 糸を内側の結膜側から約10mmの幅で挙筋または瞼板の中を通します。
3 外側の結膜側から糸を出します。
4 次に先に糸を通した結膜側の2箇所の同じ針穴から、それぞれ皮膚側に向かって糸を通します。
5 皮膚側内側の同じ針穴から糸を皮下に通し、皮膚側外側から出します。
6 皮膚側外側から出した糸を結び埋め込みます。
※患者様の希望を優先するために、糸を結ぶ前に必ず確認していただきます。
術後に注意すること
目の周囲は血管が豊富で、皮膚が薄く腫れやすいので、以下の事に気をつけてください。
- 術後2~3日は血液循環がよくなること(入浴・飲酒・激しい運動など)は避けてください。
- 術後最低3週間はコンタクトレンズの使用を避けてください(ハードコンタクトレンズの長期使用は、眼瞼下垂の原因になる可能性があるのですすめません)。
- 術後3週間はお化粧を避けてください。こするなどの刺激により、糸がゆるむ可能性があるためです。
よくある質問(当院・丸山院長の回答)
埋没法は半永久的ですか?
埋没法は挙筋法であれ瞼板法であれ、糸をかけて人工的に二重をつくっています。そのため繰り返すまばたきや、目をこすったりすることで緩む可能性があります。しかしクセがつくと安定して何年も効果は持続します。年齢を重ねると、徐々にラインが下がってくることで「糸が緩んだのでは?」と思いますが、上まぶたの皮膚がたるみ、重力で下がってくるためです。
埋没法は何度もできますか?
複数回のかけ直し等は可能ですが、プチ整形とはいえ針や糸が通るわけですので、何度も行えば組織ダメージがあります。何度行っても糸が緩んだり、外れたりする場合は切開による重瞼術を検討してもよいかもしれません。
花粉症なのですが、目の手術をしても大丈夫ですか?
花粉症で「痒みがあり、腫れる」症状がある方には手術時期をずらしてもらう場合があります。無理に行うとダウンタイムが長くなり、精神的にも良くありません。コンディションが整うまで待つことも大切です。
ドクターメモ~もっと知りたい施術の豆知識~
眼鏡をかけるのは術後ではなく、術前から!
二重まぶたの整形をしてから眼鏡をかける方がいますが、それでは“いかにも”であり、“不自然”ですよね。二重まぶたの整形をする前から眼鏡をかけて、周囲に“時々眼鏡をかける人”だと印象づけておきましょう。
アイプチはまぶたを分厚くするので、ラインがつくりにくい
毎日アイプチをしていると、まぶたの皮膚は慢性的な炎症を起こします。炎症は血管を新生し、まぶたの皮膚は分厚くなります。この状態で埋没法を行うと、血管が新生しているので、出血や術後の腫れの原因になります。またまぶたが分厚くなるということは、例えるなら、分厚い布団と薄い布団では、薄い布団のほうが折りたたみ易く、分厚い布団は折りたたみにくいってことです。つまり皮膚が分厚くなればなるほど、二重のラインがつくりにくいのです。
二重まぶたのラインと目頭との関係
二重まぶたの平行型と末広型を作る時には、目頭との関係が重要になります。目頭の角度がより鋭角だと平行型がつくりやすく、角度が90度に近づくほど末広がりになります。角度が90度に近くなればなるほど、蒙古ヒダが形成されている場合が多く、無理に平行型にしようとすれば、仕上がりのラインは“への字”になり不自然です。術前にシミュレーションする際に、しっかりと伝えておく必要があります。
重瞼術や脂肪(ルーフ;ROOFや眼窩脂肪)除去が適応になる場合
瞼縁(まつ毛)と眉毛の距離がかなり近く、横からみて上まぶたが凸の場合は、施術を行うと中央部が直線になる可能性が希にありますので、シミュレーションして本人に伝えます。この二重のラインが直線状になる理由は、皮膚や脂肪(ルーフ;ROOFや眼窩脂肪)が原因のことが多く、切開による重瞼術や脂肪(ルーフ;ROOFや眼窩脂肪)除去が適応になる場合もあります。
リスク・副作用・合併症
■二重まぶた(埋没法)挙筋法
内出血、腫脹、左右差、糸がゆるむ、糸が外れる、浅い重瞼線、深い重瞼線、不整な重瞼線(予定外重瞼線)、目の開きが悪い、医原性眼瞼下垂、眼瞼痙攣、抑うつ・不眠など、自律神経症状、頭痛、角膜炎、ドライアイ、瘢痕形成(糸を通す部分に数㎜の白い傷跡が残る)、 自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
■二重まぶた(埋没法)瞼板法
内出血、腫脹、左右差、糸がゆるむ、糸が外れる、浅い重瞼線、深い重瞼線、 不整な重瞼線(予定外重瞼線)、医原性眼瞼下垂、眼瞼痙攣、抑うつ・不眠など自律神経症状、頭痛、角膜炎、角膜潰瘍、ドライアイ、瘢痕形成(糸を通す部分に数㎜の白い傷跡が残る)、瞼板の変形、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
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