鼻尖形成について
基本的に、鼻の整形はシンプルな施術が最も適しています。特に鼻尖部分から組み立てていくと、スッキリした鼻先になることが多く、満足度も高い傾向にあります。鼻先を出す(上・中・下方向)なら耳介軟骨移植、団子鼻の改善なら鼻尖縮小が効果的です。
ピックアップ症例写真
手術名
鼻尖縮小術(オープン法)
Before |
After (2年1カ月後) |
※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。
※ リスク・副作用・合併症は下記を参照してください。
手術名
鼻尖形成術;耳介軟骨移植
Before |
After (3年9カ月後) |
※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。
※ リスク・副作用・合併症は下記を参照してください。
料金(税込)
鼻尖縮小法(オープン法) | ¥330,000 |
鼻尖縮小法(クローズ法) | ¥385,000 |
鼻 耳介軟骨移植術(クローズ法) | ¥385,000 |
脚間耳介軟骨移植(鼻柱下降)オープン法 | ¥220,000~¥440,000 |
鼻尖形成術 耳介軟骨移植術(鼻尖縮小含む) | ¥660,000 |
レティナ固定 | ¥8,800 |
鼻の異物除去
PCL素材除去:
オステオポール(オステオポア)、PCL糸、PCLプレート、ミスコ等
- 糸¥198,000
- オステオポール¥220,000
- プレート¥330,000
+他院修正(PCL素材の量、本数、範囲、再建術が必要かどうかにより金額が決定します)
鼻尖縮小術の概要
鼻先の構造
方法
団子鼻は鼻翼軟骨上に脂肪がついていることが多く、その影響で鼻翼軟骨の内側脚が開いています。手術では余分な脂肪を取り除き、必要であれば鼻翼軟骨内側脚間を縫合し、引き締めます。 手術はクローズ法、もしくはオープン法のどちらかで行います。
クローズ法
クローズ法の場合、鼻の中(術者・丸山院長は右利きのため、右の鼻の中から、状況により左右の鼻の中からアプローチする場合もあります)からアプローチします。
1 鼻腔内から鼻翼軟骨前縁を逆U字状に切開(IF;infracartilagenous)し、軟骨側に脂肪をつけて剥離します(※)。
2 余分な脂肪を除去し、鼻翼軟骨内側脚間が広がっていれば、軟骨同士を縫合して内側脚間を引き締めます。
3 最後に鼻の中の切開創をナイロン糸で縫合します。抜糸は術後6~10日目に行います(抜糸の時期は医師の判断によって異なります)
(※)皮膚をペラペラにしすぎると瘢痕となり、ピンチノーズ変形を引き起こすので注意が必要です。
オープン法
オープン法の場合、鼻柱、左右の鼻の中からアプローチします。
1 鼻柱部の中央ではなくやや鼻尖部よりに上が凸のV字切開を加え、鼻孔内に切開(IF切開)を延長し、クローズ法の逆U字切開に連続させます。軟骨側に脂肪をつけて剥離します(※)。
2 余分な脂肪を除去し、鼻翼軟骨内側脚間が広がっていれば、軟骨同士を縫合して内側脚間を引き締めます。
3 最後に鼻柱部、鼻の中の切開創をナイロン糸で縫合します。抜糸は術後6~10日目に行います(抜糸の時期は医師の判断によって異なります)。
(※)皮膚をペラペラにしすぎると瘢痕となり、ピンチノーズ変形を引き起こすので注意が必要です。
鼻尖縮小術を行う場合に丸山院長が気をつけていること
① 鼻尖形成(鼻翼縮小術)の際の鼻尖部の変形
鼻を側面から見た時に、オウムのような形になっている鼻をパロットノーズと言います。大きな鼻で鼻尖部の脂肪を取り過ぎ、鼻翼軟骨を縫い寄せすぎると起こる変形です。
一方、鼻を正面から見た時に、洗濯バサミでつままれたような鼻のことをピンチノーズと言います。これは鼻翼軟骨の縫い寄せすぎ、ギプスによる過度な圧迫、そして何度も手術を繰り返して瘢痕化することで起こる変形です。これらの変形を起こさないように、鼻尖部の脂肪は適度に除去する、鼻翼軟骨の縫い寄せの際には、正面視や側面視で変形が起こっていないか確認しています。またギプス固定ではなく、テーピングによるソフトな固定を行っています。
② 鼻尖部の皮膚が厚い場合
鼻尖部の皮膚が厚ければ、脂肪の除去や軟骨の除去を行っても、形態が出にくい場合があります。そのため触診で鼻の厚さ、伸びる要素があるかを確認しています。鼻の厚さや伸びる要素が十分になければ「形は出にくい」と術前にお伝えしています。無理に皮膚をペラペラにしてしまうと、壊死や瘢痕によりピンチノーズの原因になります。
③ 鼻尖部の脂肪の除去
鼻尖部に脂肪が多い場合、極力、軟骨側に脂肪をつけるようにして皮膚と鼻翼軟骨との間を剥離しています。こうすることで均一な脂肪除去が可能になり、鼻翼軟骨もきれいに露出できて、安全で確実な縮小操作が行えるのです。
耳介軟骨移植による鼻尖形成の概要
耳介軟骨移植
方法
手術は局所麻酔で行います。耳介軟骨は原則クローズ法で行うので、鼻の中(術者・丸山院長は右利きのため、右の鼻の中)からアプローチします。
1 鼻腔内から鼻翼軟骨前縁を逆U字状に切開(IF;infracartilagenous)し、軟骨側に脂肪をつけて剥離します(※)。必要があれば脂肪の除去や、鼻翼軟骨内側脚間が広がっていれば、軟骨同士を縫合し内側脚間を引き締める場合があります。
2 耳介軟骨を採取し、軟骨を細工します。高さを調整(ピラミッド状に2~3段重ね)して移植します。
3 最後に鼻の中の切開創をナイロン糸で縫合します。術後はテープ固定をし、抜糸は術後6~10日目に行います(抜糸の時期は医師の判断によって異なります)。
(※)皮膚をペラペラにしすぎると瘢痕となり、ピンチノーズ変形を引き起こすので注意が必要です。
鼻尖形成手術後のテープ固定について
原則テープ固定のみで、ギプス固定は行いません。その理由は可圧迫になりすぎて鼻の形態がピンチノーズになったり皮膚壊死を起こしたりする可能性があるからです。
鼻尖形成【クローズ法】のテープ固定手順
- ① 横のテープは鼻尖を中心に内側に引き寄せるように固定します。
※鼻尖部には移植した軟骨が正しく固定されるように糸が出ています。 - ② 糸を隠すようにカラヤヘッシブシートを貼ります。
- ③ 上からテープで固定します。
鼻尖形成【オープン法】のテープ固定手順
- ① 横のテープは鼻尖を中心に絞り、下方に向けるように固定します。
- ② テープは鼻背の中心線を越えて上から下へ鼻尖部まで貼ります。
- ③ 同様に反対側も行います。
- ④ 鼻柱の下で、左右のテープを中心に向かって鼻尖を絞るように貼り合わせます。
術後の内出血・腫れ・傷の経過について
鼻尖縮小と耳介軟骨【移植5日後】の腫れや内出血の状態
Before
5日後
Before
5日後
患者様からご質問の多い、術後数日の腫れや内出血の状態です。症例は、オープン法による鼻尖形成術(鼻尖縮小含む)と耳介軟骨移植術を行い、5日が経過した状態です。経過には個人差がありますが、手術後はこのような腫れや内出血を伴います。腫れや内出血は時間の経過とともに徐々に落ち着いていきます。
オープン法で行った場合の傷の経過
Before |
1週間後 |
1カ月後 |
1年1カ月後 |
3年9カ月後 |
オープン法の場合、鼻柱部分は通常目立たなくなります。経過には個人差があり、鼻柱部分の両端に少しくびれが生じる、傷の部分が赤く肥厚する、鼻の中が赤く肥厚する場合もあります。
◆その他、傷跡についてはこちら >>>『傷跡修正』
注意事項
鼻尖形成を受けられる方へ(共通事項)
- 手術の前日に、両側鼻の毛を短くカットしておいてください。
- 患者様に直接、鼻尖部の形態を確認していただくため、局所麻酔で手術を行います。正面から見た時にピンチノーズ(洗濯バサミでつまんだような鼻)や、側面から見た時にパロットノーズ(オウム鼻)になっていないか、一緒にご確認いただきながら手術を進めます。軟骨移植では、軟骨を移植する位置・方向が適切かを一緒に確認していただきます。
- 鼻の手術後2~3日は、血液循環がよくなること(入浴・飲酒・激しい運動など)は避けてください。
よくある質問(当院・丸山院長の回答)
鼻尖縮小術はオープン法とクローズ法、どちらがいいのですか?
オープン法がよいと考えています。
オープン法には次のような利点があります。
・術野が広く確保でき、軟骨の位置
・状態を正確に把握できる
・軟骨を広い視野で丁寧に剥離(一部靭帯の切離)することで可動性が上がり、操作しやすくなる
・出血が少なく、術後の腫れを極端に少なくできるため、ダウンタイムが短くなる
もちろんクローズ法でも丁寧に剥離すればよいのですが、そもそも鼻翼軟骨は左右対称でない場合が多いのです。そのためフックなどを使って軟骨を引っ張りだして操作しても、軟骨の位置異常や左右の非対称性などを正確に確認することが困難です。 オープン法は鼻柱部分を切開しますが、この傷は意外に目立たなくなります。これらの理由からオープン法がよいと考えています。
鼻尖縮小と小鼻縮小(鼻翼縮小)はセットで行うのですか?
私は鼻尖から組み立てていきます。
私は基本的に鼻尖部から組み立てていきます。鼻尖を引き締めると若干小鼻(鼻翼)が中央部に引き寄せられ、鼻翼縮小を行わなくてよいケースがあります。
一方、小鼻縮小(鼻翼縮小)から行えば、両小鼻(鼻翼)と鼻尖部のバランスが崩れ(鼻尖部が相対的に太くみえます)、必ず鼻尖縮小を行わなくてはいけなくなります。余分な手術を行わないためにも、私は鼻尖から組み立てていきます。
移植した耳介軟骨は永久にもちますか?
移植した軟骨の一部は吸収されます。しかし注入した量の40~50%も吸収されるわけではありません。
移植した軟骨の一部は数十年かけて吸収されます。しかし脂肪移植のように、注入した量の40~50%も吸収されるわけではないので心配ありません。
軟骨はもともと自分の組織ですから、体はそれを取り込もうとします。しかしプロテーゼなどは異物なので、被膜という膜を張ってその中に取り込んでしまう(カプセライズされる)ため、吸収されません。人工物を入れたくない方には、耳介軟骨の移植はおすすめの治療法です。
寄贈軟骨は移植しても大丈夫ですか?
私は行いません。
寄贈軟骨とは他人から採取し、寄贈された肋軟骨です。放射線照射が施されているので、拒絶反応はおきにくいと言われていますが、寄贈軟骨の移植は行っていません。理由は自分の軟骨を移植するよりも異物として認識され、吸収される可能性が高くなると考えているため、長期的にどのように変化するのか全くわからないからです。
軟骨を細かく砕いて鼻尖部に移植をすることは、可能ですか?
可能ですが、おすすめしません。
可能ですがおすすめしませんし、私は行っていません。理由は、細かく砕けば砕くほど移植した側の組織に触れる面積が増え、吸収や癒着が進むと考えるからです。
ドクターメモ~もっと知りたい施術の豆知識~
鼻尖縮小後のレティナ装着や3Mテープ固定について
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- 1. レティナモデル;それぞれの鼻孔の形態によって大きさが異なる
- 2. 術直後に最適なモデルを選択する。なおレティナは全例に行うのではなく、もともと術前の左右差がひどい症例で、後戻りを予防するために使用する
- 3. 素材はシリコンで挿入時に軟膏あるいはワセリンを塗布し挿入する
- 4. BEFORE
- 5. AFTER:鼻尖縮小直後
- 6. 術直後に最適なレティナモデルを選択
- 7. 創傷被覆材(カラヤヘッシブ)の貼り付け
- 8. テープ固定① 鼻尖縮小を行っているので、中央に引き寄せるように横固定
- 9. テープ固定② 右から中央の鼻稜を超えて引き寄せるように縦固定
- 10. テープ固定③ 左から中央の鼻稜を超えて引き寄せるように縦固定
レティナ装着は鼻尖縮小や鼻翼(小鼻)縮小後に、鼻孔の形態を維持するために行う場合があります。全例に行うのではなく、下記のような場合に使用します。
① もともと術前に鼻孔の形態に左右差がある場合
② 小鼻縮小後に鼻孔をきれいに整えたい、鼻孔が三角形に尖る“コンセント鼻”の予防。
③ リモデリング(術後3~6カ月は創部に可塑性があり、ある程度形態を整えることができる)のため。
④ その他、鼻柱の曲がりの予防、内脚隆起の形態維持など。
*術直後にレティナ最適モデルを合わせることで、抜糸後数日して装着が可能です。ワセリンや軟膏をレティナにつけることで、スムーズに挿入できます。
鼻尖部のテープ固定は、原則1週間行います。
*医師がテープ固定の延長が必要と判断した場合は、24時間あるいは夜間のみ固定を行うことがあります。
耳介軟骨移植はその移植する位置・方向によって、鼻尖部に角度や長さがつけられる
「鼻先を上に向けたい」、あるいは「鼻先を下げて鼻の穴を目立たなくしたい」という要望があります。「実現可能ですか?」と問われれば、「可能です」と答えます。鼻の皮膚をつまんである程度余裕があれば、皮膚の下に耳介軟骨を入れることは容易です。軟骨をピラミッド状にして、たとえば鼻先を上に向けるなら、アップノーズ気味になるように耳介軟骨を移植します。また鼻先を下に向けるなら、前下方向に耳介軟骨を移植します。
鼻中隔延長による鼻尖形成について是か非か?
鼻中隔延長は画期的な術式だと考えられますが、まだまだ長期フォローがなく「時間がたつと曲がってきた」、「延ばしすぎた」など修正依頼の問い合わせがあり、実際に修正・再建を実施しています。こうした修正が必要になる原因は、適応がないのに延長した、無理な延長を行ったなどが考えられます。
皮膚が厚い、硬い症例は鼻中隔延長の適応外と私は判断しています。理由は延長することによって鼻中隔に長期的な負荷がかかり、曲がるリスクが高くなるからです。
鼻中隔軟骨を「家の柱」、鼻尖・鼻翼を「家の屋根」とイメージするとわかりやすいでしょう。特に鼻中隔軟骨を採取すれば、柱の強度は落ちます。さらにその上に重い屋根を乗せると、支えきれなくなって崩れてしまいます。
もし皮膚が厚くなく、硬くない症例に対して鼻中隔延長を行う場合は、耳介軟骨や肋軟骨を移植し、鼻中隔軟骨は温存し採取はできるだけ控えます。
もし他に傷をつけたくない場合で、かつ鼻中隔軟骨に余裕がある場合のみ採取して延長します。
鼻の異物除去(PCL素材)について
最近はオステオポール挿入後のトラブル症例が多数散見されています。オステオポールはオステオポアとも呼ばれ、近年、美容外科クリニックで鼻尖形成(団子鼻の改善や、鼻尖部に高さをだす目的)の際に用いられ、自家組織移植(耳介軟骨移植)の代わりとして普及しつつあります。 オステオポール(オステオポア)は、PCL(ポリカプロラクトン)と呼ばれる吸収性の素材でできています。PCLは吸収糸としてアメリカのFDA(※)で認可されていますが、オステオポール、PCL糸、PCLプレートなど鼻用PCLは、プロテーゼと比べるとまだまだ臨床使用例が少ない新しい治療です。
(※)アメリカ食品医薬品局: アメリカ合衆国保健福祉省(Department of Health and Human Services, HHS)配下の政府機関
オステオポール(オステオポア) |
鼻翼軟骨がクレーター状に変形・損傷 |
除去されたオステオポール |
PCL糸の除去 |
左の症例から除去されたPCL糸 |
除去されたPCL糸(別症例) |
オステオポールは数年かけて自分の組織と置き換わると言われています。しかし置き換わるということは瘢痕化が予想されるため、変形の有無など長期的に経過を観察する必要があります。 そしてもう一つ危惧されるのが、短期的な皮膚や軟骨への影響です。なぜならオステオポールはプロテーゼや耳介軟骨よりも非常に硬いから。つまり数年かけてオステオポールが吸収される前に、皮膚や軟骨に過剰な圧迫が加わって皮膚が血流障害(壊死)を起こす、鼻翼軟骨を変形させる可能性があるのです(※皮膚が薄いと皮膚方向、皮膚が厚いと軟骨方向へと持続的な圧がかかります)。もしこれらPCL素材のものが普及するのであれば、皮膚の厚さなど、その適応を見極める必要があります。
PCL素材を使用した鼻の形成手術を受ける場合、患者様ご自身もそのリスクをよく知り、不明点などは担当医に事前に確認をとるなどして、安易に行うことがないようにしましょう。
リスク・副作用・合併症
■鼻尖形成(鼻尖縮小+耳介軟骨移植術);オープン法
内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズ・ ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など鼻尖の形態異常、 鼻孔の変形・左右差、鼻尖と鼻翼の間の溝が強調される、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、耳介の感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形などが考えられます。
■鼻尖形成(クローズ法)+耳介軟骨移植
内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズなど鼻尖の形態異常、鼻孔の変形・左右差、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、鼻腔内瘢痕形成(傷が肥厚し目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、耳介の感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形などが考えられます。
■鼻尖形成(鼻尖縮小:オープン法)
内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズ・ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など鼻尖の形態異常、鼻孔の変形・左右差、鼻尖と鼻翼の間の溝が強調される、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
■鼻尖形成(鼻尖縮小:クローズ法)
内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻尖が硬くなる、鼻尖の形態異常、アップノーズ・ ダウンノーズ・ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など形態異常、鼻孔の変形・左右差、鼻尖と鼻翼の間の溝の形成、鼻腔内瘢痕形成(傷が肥厚し目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
■鼻尖形成(耳介軟骨移植術);オープン法
内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズ・ ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など鼻尖の形態異常、 鼻孔の変形・左右差、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、耳介の感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形などが考えられます。
■鼻中隔延長修正
内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻閉、鼻中隔穿孔、鼻先が硬く豚鼻ができなくなる、 アップノーズ・ダウンノーズ・高すぎるなど鼻尖の形態異常、鼻孔の変形・左右差、鼻中隔弯曲、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、 縫合糸膿瘍、テープかぶれ、修正前より悪化する可能性がある、 自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
*耳介軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形など
*鼻中隔軟骨採取部は鼻中隔の強度が落ち、将来曲がる可能性がある、鼻閉など
*肋軟骨採取部は胸の傷が目立つ、胸郭の変形、気胸、心タンポナーデなど
■人中短縮術
内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、左右差、人中窩・人中稜の変形、口が閉じない、赤唇の変形、鼻孔底の平坦化、鼻翼(小鼻)の変形、感覚鈍磨、笑うなど口唇が動く時に引きつれる・違和感がある、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
■人中短縮術(修正)
内出血、腫脹、人中窩・人中稜の変形・消失、口唇部感覚鈍磨・麻痺、口唇の動きが制限される可能性がある、鼻翼の可動制限、鼻翼・鼻柱・内脚隆起・鼻孔底の変形、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
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