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症例写真一覧:
異物除去(他院で注入または挿入した異物の除去)

施術名

上眼瞼に脂肪を移植され腫れぼったい目になった症例

施術前施術後
BeforeAfter (3週間後)

~ この症例の経過 ~

施術前開瞼 施術前閉瞼 断面図
デザイン手術
施術前施術後
Before3週間後

施術後目を閉じた状態

院長の症例解説

術前解説

開瞼時に腫れぼったく見えます。閉瞼すると移植した脂肪が前方にでてくるのがわかります。患者様はもともと目の上の凹みに対し、自家脂肪(自分の脂肪)を注入したとのことでした。移植された位置が上まぶたの中央~眉下だったので、眉下切開術による除去を行うことにしました。

術後解説

移植された脂肪を除去したことで、開瞼時に腫れぼったかった目の上がスッキリした印象になりました。閉瞼時も問題ありません。また、眉下切開術の傷跡は目立っていません。
*基本的に眉下切開術の傷跡はお化粧していない状態では目立つことがあります。

◆リスク・副作用・合併症

眉下切開術

内出血、腫脹、左右差、不整な重瞼線、不整な瞼縁(アーチ)、低矯正(目の開きが悪い)、過矯正(目が開きすぎる)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が残る)、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、毛根の損傷、眉毛の脱毛、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

注入物(成長因子・脂肪・アクアミド等)除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、 真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、 ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、 テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

下眼瞼に複数回にわたって大量のヒアルロン酸や脂肪注入を受け、下眼瞼の形態が不自然な症例(MRI所見)

施術

~ この症例の経過 ~

通常の下眼瞼の状態 異物注入で目袋が消失

通常の下眼瞼の状態

異物注入で目袋が消失
通常の下眼瞼の状態 通常の下眼瞼の状態

【黄色の円内が異物陰影】

院長の症例解説

術前解説

症例はたるみに悩んでいました。他院で複数回にわたって、長持ちするといわれるヒアルロン酸(詳細は不明)や、自分の脂肪の注入を受けましたが、注入後に不自然に目の下から頬にかけて腫れています。

手術解説

正常な目の下(下眼瞼)の形態は『通常の下眼瞼の状態』の写真ですが、目袋があり、その下は平坦もしくは少し凹んでいます。一方で、『異物注入で目袋が消失』症例は目の下から頬にかけて不自然に膨らんでいます。左右の写真を比較するとよくわかりますが、目袋が完全に消失しています。このような場合も施術前にMRI画像を撮影しておけば、注入物の正確な位置が把握でき安全に手術が行えます。

術後解説

MRI所見では異物を認めます。眼輪筋や脂肪の中に注入されていますが、完全に取り除くことは困難ですが、ある程度は除去出来そうです。実際にほぼ完全に除去できました。

※この症例をみて、しわやたるみ、目の下のクマや凹みがあるからといって、安易に異物を注入することは危険だとわかります。また、たるみに異物を注入するということは『膨らんだ水風船に更に水を入れるようなもの』ですので、医師から注入をすすめられても一度じっくり検討してください。

◆リスク・副作用・合併症
内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

PRP注入による下眼瞼異物除去手術(下眼瞼切開による)

施術前施術後
BeforeAfter (1カ月後)

~ この症例の経過 ~

注入された異物の場所抽出したPRPを含んだ眼窩脂肪
注入された異物の場所除去後のPRPを含んだ眼窩脂肪
施術前施術後
施術前施術後
BeforeAfter (1カ月後)

院長の症例解説

手術解説

他院で3年ほど前に、PRP成長因子を下眼瞼に注入され、たるみができてしまった症例です。PRP成長因子が深い部分に注入されていたので、下眼瞼切開によりPRPと眼窩脂肪を除去し、病理検査を行いました。病理検査の所見では、除去された細胞は正常な脂肪細胞との診断結果でしたが、術前の下眼瞼の膨らみ具合から、成長因子により脂肪細胞自体が膨らんでいたのではないかと推測されます。

術後解説

PRPと眼窩脂肪を除去したことで、下眼瞼の膨らみが改善されています。

◆リスク・副作用・合併症

下眼瞼除皺術

内出血、腫脹、左右差、シワが残る、下眼瞼外反、下眼瞼隆起・陥凹、流涙(涙が鼻腔に流れない)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が残る)、中縫いの糸が出てくることがある、縫合糸膿瘍、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、毛根の損傷、睫毛の脱毛、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

注入物(成長因子・脂肪・アクアミド等)除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、 真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、 ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、 テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

数十年前に鼻翼にアクアミドを注入された症例

施術前 8カ月後
BeforeAfter (8カ月後)

~ この症例の経過 ~

表皮の壊死 懐死した部分の除去 懐死した部分の除去
Before 術中 8カ月後

症例解説

数十年前に他院で鼻翼にアクアミドを2回注入。当院での除去を希望されて受診されました。

◆リスク・副作用・合併症
内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

ゴアテックス除去、鼻尖縮小、鼻中隔再建
(韓国でゴアテックス複数枚を挿入、また鼻尖部への不必要な軟骨移植により団子鼻がひどくなった)

鼻中隔軟骨が団子鼻を形成 ゴアテックス 取り出した鼻中隔軟骨 耳介軟骨と鼻中隔軟骨で再建

鼻中隔軟骨が団子鼻を形成

ゴアテックス

取り出した鼻中隔軟骨

耳介軟骨と鼻中隔軟骨で再建

院長の症例解説

術前解説

韓国の美容外科で手術【ゴアテックスによる隆鼻、鼻尖形成、耳介軟骨移植】をされていた症例です。
症状は、①眉毛のあたりから高くなる鼻、②鼻尖部は団子鼻が強調、③非常に硬い(ガチガチ)。
また「担当医から“ゴアテックスは2枚挿入した”と言われた」、「鼻尖も細くなるはずが余計に団子鼻が強調されガチガチになった」などの訴えとともに精神的にもかなり落ち込まれていました。カウンセリングを複数回にわたって行い、再手術の術式、リスクなどしっかり説明し手術を行いました。

術中解説

手術は局所麻酔で行いました。まず鼻尖部をオープン法より展開すると、耳介軟骨が鼻翼軟骨一面を覆うような状態でドーム状に移植されていました。これでは鼻尖部は太くなります。
移植された軟骨を除去(再利用のため確保)したところ、鼻翼軟骨は瘢痕化が強く変形していました。瘢痕を切除し本来の鼻翼軟骨を露出し、次にゴアテックスの除去に取りかかりましたが、 2枚のはずが結局4枚のゴアテックスが移植されていました。その影響か本来の鼻根部(Bottomの位置)が頭側方向にずれ、両眉毛間にありました(眉毛の間から鼻がはじまっているような状態)。術前に説明された枚数と、手術によって除去した枚数が異なっているという、非常にいい加減な手術をされていたわけです。

術後解説

全てゴアテックス除去も検討しましたが、鼻根部が低くなりすぎるために、1枚だけトリミングし再挿入し、鼻根部(Bottomの位置)を両眉間から目頭間へ下方移動しました。鼻翼軟骨のスーチャーリング(鼻尖縮小)と耳介軟骨で鼻中隔を再建し修正しました。半年間経過を確認し再手術が必要か判断します。

◆リスク・副作用・合併症

鼻中隔延長術 鼻中隔延長修正・再建術

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻閉、鼻中隔穿孔、鼻先が硬く豚鼻ができなくなる、 アップノーズ・ダウンノーズ・高すぎるなど鼻尖の形態異常、鼻孔の変形・左右差、鼻中隔弯曲、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、修正術の場合は修正前より悪化する可能性がある、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
*耳介軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形など
*鼻中隔軟骨採取部は鼻中隔の強度が落ち、将来曲がる可能性がある、鼻閉など
*肋軟骨採取部は胸に傷跡が残る・目立つ、胸郭の変形、気胸、心タンポナーデなど

異物除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、 真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、 ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、 テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

他院隆鼻術で挿入されたPCL糸の抜去

オープン法 PCL糸を除去 PCL糸を除去 PCL糸を除去

院長の症例解説

手術解説

他院で隆鼻術を受け、『PCL(ポリカプロラクトン)』と呼ばれる吸収性の素材(PCL糸)を挿入された症例です。当院での異物除去を希望され、5本のPCL糸を抜去しました。オステオポール、PCL糸、PCLプレートなど鼻用PCLは、プロテーゼと比べるとまだまだ臨床使用例が少ない新しい治療です。PCL素材のものが普及するのであれば、皮膚の厚さなどその適応を見極める必要があります。PCL素材の隆鼻術を受ける場合は、そのリスクをよく知り、担当医に確認を取るなどして安易に行うことのないようにしましょう。

◆リスク・副作用・合併症

異物除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、 真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、 ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、 テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

他院で鼻に異物(PCL糸)を挿入された症例の異物除去+
鼻尖形成術;耳介軟骨移植術+鼻尖縮小術+隆鼻術(I型プロテーゼ)

正面 6カ月後

Before

After(6カ月後)

~ この症例の経過 ~

PCL PCL糸 跡

I型プロテーゼ

耳介軟骨移植

取り出したPCL糸

正面 6カ月後

Before

6カ月後

斜め施術前 1カ月半後

Before

1カ月半後

横施術前 1カ月半後

Before

1カ月半後

施術前 6カ月後

Before

6カ月後

◆リスク・副作用・合併症

鼻尖形成(鼻尖縮小+耳介軟骨移植術);オープン法

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズ・ ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など鼻尖の形態異常、 鼻孔の変形・左右差、鼻尖と鼻翼の間の溝が強調される、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、耳介の感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形などが考えられます。

プロテーゼによる隆鼻術

内出血、腫脹、凹凸、感染(MRSAなど)、太い鼻筋(アバター鼻)、鼻筋が曲がる、プロテーゼが動く、 位置異常、鼻孔の左右差、プロテーゼが飛び出す、目頭の距離が狭まる、 傷の哆開(しかい;傷が開く)、鼻腔内瘢痕形成(傷が肥厚し目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、テープかぶれ、ヒトアジュバント病、 自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

異物除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、 真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、 ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、 テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

鼻尖形成術;耳介軟骨移植+鼻尖縮小術
+他院で挿入されたプロテーゼ抜去と異物(オステオポール)除去

施術前 1年7カ月後

Before

After(1年7カ月後)

~ この症例の経過 ~

ステオポールとプロテーゼ PCL糸 跡

オステオポールとプロテーゼ

取り出したオステオポールとプロテーゼ

耳介軟骨移植

正面 1カ月後 1年7カ月後

Before

1カ月後

1年7カ月後

正面 1カ月後 1年7カ月後

Before

1カ月後

1年7カ月後

正面 1カ月後 1年7カ月後

Before

1カ月後

1年7カ月後

正面 1カ月後 1年7カ月後

Before

1カ月後

1年7カ月後

◆リスク・副作用・合併症

鼻尖形成(鼻尖縮小+耳介軟骨移植術)

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズ・ ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など鼻尖の形態異常、 鼻孔の変形・左右差、鼻尖と鼻翼の間の溝が強調される、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、耳介の感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形などが考えられます。

異物除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、 真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、 ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、 テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

オステオポール除去、鼻尖縮小、耳介軟骨移植による鼻中隔再建(オステオポール挿入により鼻尖が下がり魔女鼻になった)

オステオポール 跡 跡

オステオポール

鼻翼軟骨がクレーター状に変形・損傷

スチャーリングと耳介軟骨で鼻中隔を再建

~ この症例の経過 ~

移植されていたオステオポール

院長の症例解説

術前解説

日本の美容外科で手術【オステオポール挿入による鼻尖形成】をされていました。
症状は①鼻先が下方にむき(魔女鼻)、②鼻孔の変形による左右差。 また「担当医からオステオポールは2個挿入したと聞いた」、「鼻尖は高くなるはずが下に垂れ下がり、鼻の穴が変形し左右差もひどい」、との訴えがありました。
カウンセリングを行い、術式、リスクなどしっかり説明し、まずは異物であるオステオポールを除去すること、同時に鼻中隔を再建しできるだけ元の状態に戻すことを提案し、内部の状態によっては、手術が2回になるかもしれないことを確認し手術を行いました。

術中解説

手術は局所麻酔で行いました。まず鼻尖部をオープン法より展開すると、丸く非常に硬い物質を1個確認できました。これがオステオポールです。2個挿入されていたということでしたが、1個しか確認できませんでした。オステオポールは、下方向に移植されていました。これでは鼻尖は下を向きます(魔女鼻の形成)。
そこで、まず移植されたオステオポールを除去したところ、鼻翼軟骨は陥没するようにクレーター状に陥没変形していました。鼻翼軟骨の変形をスーチャーリングによって再建(同時に鼻尖部を縮小)し、更に鼻中隔軟骨に2枚の耳介軟骨を挟むように補強し、end-to-endで延長し再建しました。

術後解説

この症例も術前に説明された個数と、実際に手術によって除去した個数が異なっていました。非常にいい加減な手術をされていたと思います。またオステオポールはいずれ吸収されるとはいえ、少し硬すぎる印象があります。もともとの皮膚が厚ければ、その硬さのために本症例のように軟骨にダメージを与えたり、皮膚が薄ければ、その硬さのために皮膚にダメージを与え、結果的に長期的な内側からの圧迫により飛び出してくる可能性もあります。あるいは鼻の中の粘膜側から飛び出してくる可能性もあります。鼻の手術をたくさん行っていれば、中の状態、つまり軟骨がいかにデリケートな組織であることは認識しているはずで、いくら自家組織を使用しなくてよいとはいえ、やはり異物であり、このようなものを鼻尖を高くする目的で使用することに抵抗を感じると思います。私は懐疑的であり全くすすめません。
鼻の手術はデリケートに行うべきであり、長期的にfollowしていくことが大切です。手術したら終わり(検診しない)、やってみたい、楽したい、などは絶対駄目だと思います。鼻は手術を繰り返せば、瘢痕化で硬くなり柔軟性は失われます。また感染のリスクも上がります。主治医とプランニングをしっかりたて、無理な手術は避け、できるだけ異物は入れないようにしてください。

◆リスク・副作用・合併症

鼻中隔延長術 鼻中隔延長修正・再建術

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻閉、鼻中隔穿孔、鼻先が硬く豚鼻ができなくなる、 アップノーズ・ダウンノーズ・高すぎるなど鼻尖の形態異常、鼻孔の変形・左右差、鼻中隔弯曲、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、修正術の場合は修正前より悪化する可能性がある、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
*耳介軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形など
*鼻中隔軟骨採取部は鼻中隔の強度が落ち、将来曲がる可能性がある、鼻閉など
*肋軟骨採取部は胸に傷跡が残る・目立つ、胸郭の変形、気胸、心タンポナーデなど

異物除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、 真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、 ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、 テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

他院で鼻に異物(オステオポール)を挿入された症例の異物除去+鼻尖再建(鼻尖修復、耳介軟骨移植)

施術前 7カ月半下

Before

After(7カ月半後)

~ この症例の経過 ~

オステオポール PCL糸 跡

オステオポール

取り出したオステオポール

耳介軟骨移植

正面 7カ月半

Before

7カ月半後

斜め施術前 7カ月半後

Before

7カ月半後

横施術前 7カ月半横

Before

7カ月半後

施術前 7カ月半下

Before

7カ月半後

院長の症例解説

術前解説

約1年前に他院で鼻尖形成、球体状のオステオポールを挿入された症例です。皮膚がやや厚く、かためです。正面からみると団子鼻を認めます。また若干鼻尖部が左に変位しています。さらに左右の鼻孔が外側にむかって尖っています。斜位や側面からみると比較的綺麗です。しかし、下からみると鼻尖が左に変位して両鼻翼のバランスが悪く、団子鼻にみえます。オステオポールが左に変位していることが予想されます。本人の希望は横からみて不自然な尖りより先端に丸みを出したいということでした。

手術解説

手術は局所麻酔下にオープン法で行いました。まずオステオポールを同定しました。オステオポールは予想通り左に変位し(術中写真参照)、左の鼻翼軟骨も変形していました。周囲組織は瘢痕化していました。オステオポールを除去し、左右の鼻翼軟骨をそれぞれスーチャーリングし折れ目をかえ、同時に左鼻翼軟骨の修正も行いました。最後に補強のため耳介軟骨を採取し2枚に分け、鼻中隔軟骨を挟むように固定し鼻翼軟骨を補強しました。

術後解説

術後7カ月半の状態ですが、正面からみると団子鼻の改善、左の変位が矯正されました。また鼻孔の尖りが改善され丸みがでました。斜位、側面からみると本人の術前の希望どおり、鼻尖の丸みがでています。下からみると鼻尖と両鼻翼のバランスがとれ団子鼻が改善しました。

◆リスク・副作用・合併症

鼻尖形成(鼻尖縮小+耳介軟骨移植術)

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズ・ ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など鼻尖の形態異常、 鼻孔の変形・左右差、鼻尖と鼻翼の間の溝が強調される、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、耳介の感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形などが考えられます。

異物除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、 真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、 ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、 テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

他院で鼻に異物(オステオポール)を挿入された症例の異物除去
+鼻尖形成術;耳介軟骨移植+鼻尖縮小術

施術前 3年1カ月後

Before

After(3年1カ月後)

~ この症例の経過 ~

鼻の中のオステオポール 取り出したオステオポール 耳介軟骨移植

オステオポール

取り出したオステオポール

耳介軟骨移植

正面 2年後 3年1カ月後

Before

2年後

3年1カ月後

斜め施術前 2年後 3年1カ月後

Before

2年後

3年1カ月後

施術前 2年後 3年1カ月後

Before

2年後

3年1カ月後

◆リスク・副作用・合併症

鼻尖形成(鼻尖縮小+耳介軟骨移植術)

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズ・ ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など鼻尖の形態異常、 鼻孔の変形・左右差、鼻尖と鼻翼の間の溝が強調される、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、耳介の感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形などが考えられます。

異物除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、 真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、 ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、 テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

他院で鼻に異物(オステオポール)を挿入された症例の異物除去
+鼻尖形成術;耳介軟骨移植+鼻尖縮小術

施術前 2カ月後

Before

After(2カ月後)

~ この症例の経過 ~

鼻の中のオステオポール 取り出したオステオポール 耳介軟骨移植

オステオポール

取り出したオステオポール

耳介軟骨移植

正面 2カ月後

Before

2カ月後

斜め施術前 2カ月後

Before

2カ月後

施術前 2カ月後

Before

2カ月後

◆リスク・副作用・合併症

鼻尖形成(鼻尖縮小+耳介軟骨移植術)

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズ・ ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など鼻尖の形態異常、 鼻孔の変形・左右差、鼻尖と鼻翼の間の溝が強調される、軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、耳介の感覚鈍磨、疼痛、外耳道の変形などが考えられます。

異物除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、 真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、 ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、 テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

数十年前に両頬の凹みに液状シリコンを注入された症例(MRI所見)

MRI顔の縦スライス画像 MRI顔の縦スライス画像

【MRI】顔の縦スライス画像:両頬部に腫瘍陰影(黄色の円内)を認めます

MRI顔の縦スライス画像 MRI顔の縦スライス画像

【MRI】顔の水平スライス画像:両頬部に腫瘍陰影(黄色の円内)を認めます

~ この症例の経過 ~

異物

【摘出した異物組織の標本】

院長の症例解説

手術解説

症例は頬がこけていたので、数十年前に他院にてボリュームを出すために、非吸収性注入である液状シリコンを注入されました(黄色の○で囲まれた部位)。異物除去を行う場合は、原則的に施術前にMRI検査を受けてもらっています。注入された物質が脂肪組織や筋肉などの組織に浸潤(入り込んでしまっている)ことも多く、また周囲の神経や血管とその注入物が、どのような位置関係で存在しているか把握しておくと安全に治療が行えます。特にこの症例では顔面神経が注入された部位周辺を走行しているのでMRI検査は必須でした。

術後解説

また、除去した異物は病理組織へ提出します。注入された液状コラーゲンは硬い肉芽組織に変化していました。
※この症例のように、非吸収性の液状シリコン、オルガノーゲン、パラフィン、ダーマライブなどは注入後10~20年で異物反応を起こすことがわかり、現在は使用禁止です。しかし過去に注入され現在も体内に残っている症例は多数あると思われます。

施術名

数年前に顎にジェル状オイルを注入された症例

施術前 8カ月後

Before

2年後 (1回目施術から6カ月半後)

施術前 8カ月後

Before

2年後 (1回目施術から6カ月半後)

院長の症例解説

手術解説

症例は、当院を受診する8年程前に、他院で顎にジェル状オイルを注入。その後、他院にて異物除去を行いましたが、顎の内部に肉芽腫が発生し顎が盛り上がったため、ふたたび他院にて異物除去を行った経緯があります。更なる改善を希望して当院を受診されました。
当院では、2回に渡り異物除去術を行い、2年が経過(1回目施術から6カ月半経過)した状態です。傷跡はまだ目立ちますが、顎の盛り上がりは目立たなくなりました。

◆リスク・副作用・合併症

異物除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

施術名

数年前に口唇部にアクアミドを注入されて口が閉じなくなった症例

施術前2年後

Before (異物注入により口が閉じなくなった状態)

9カ月半後

~ この症例の経過 ~

表皮の壊死 懐死した部分の除去 懐死した部分の除去

アクアミド

除去したアクアミド

アクアミド除去後

施術前2年後

Before (異物注入により口が閉じなくなった状態)

9カ月半後
施術前2年後

Before (異物注入により口が閉じなくなった状態)

9カ月半後

院長の症例解説

手術解説

症例は、当院を受診する10年程前に他院で口唇部にアクアミドを注入し、アクアミドの重さにより口唇が閉じなくなっていました。アクアミドを除去した術後は口唇が閉じるようになりました。

◆リスク・副作用・合併症

異物除去

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、壊死、除去部の陥凹・隆起などの形態異常、感覚鈍麻、神経麻痺、取り残し、再発、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

※症例写真は、参考画像であり効果や満足度には個人差がありますのでご了承ください。
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