W形成術とは
頬などにできたシワに対して、直角についた傷に用いられる手法がW形成術です。傷ができてもシワと平行であればそれほど目立ちません。しかしシワと直角に交わるような傷はとても目立ちます。このような場合にW形成術を行うと、Wのアコーディオン効果(伸び縮み)による引きつれ防止や、傷の一部がシワと平行になるため、目立ちにくくなるのです。



before:W形成術のアコーディオン効果(さまざまな表情をしたときに伸び縮みする)


傷跡(瘢痕)を切除すると広がります
仮縫合した状態。さらに細かく縫合します
頬など顔の「曲面」に傷跡がある場合、皮膚のシワに直角に交わるような傷跡がある場合などに有効な治療です。傷跡の一部をシワに沿った傷跡に変換することで、傷跡は目立たなくなります。



before
3週間後
4カ月後
◆リスク・副作用・合併症
【縫合による傷跡修正】
内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
※施術料金は症例により異なります。参考価格はこちら。
※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。