W形成術とは
頬などにできたシワに対して、直角についた傷に用いられる手法がW形成術です。傷ができてもシワと平行であればそれほど目立ちません。しかしシワと直角に交わるような傷はとても目立ちます。このような場合にW形成術を行うと、Wのアコーディオン効果(伸び縮み)による引きつれ防止や、傷の一部がシワと平行になるため、目立ちにくくなるのです。



before:W形成術のアコーディオン効果(さまざまな表情をしたときに伸び縮みする)


傷跡(瘢痕)を切除すると広がります
仮縫合した状態。さらに細かく縫合します
頬など顔の「曲面」に傷跡がある場合、皮膚のシワに直角に交わるような傷跡がある場合などに有効な治療です。傷跡の一部をシワに沿った傷跡に変換することで、傷跡は目立たなくなります。



before
3週間後
4カ月後
■標準料金
傷跡修正:顔面 1cm×¥88,000
■リスク・副作用・合併症
縫合による傷跡修正